見積もりは「車両本体」「オプション」「下取り」の3つに分ける
ネットで「車種+値引き」で検索。
「大体50万円は値引きできるな」と予測。
そして、ディーラーに行ったとしましょう。
ディーラーの営業マン:「総額は350万円。ここから50万円値引きします!」
そして購入。
「得したな」と思っていたのですが、実のところ―。
・車両本体の値引き:0円
・オプションのうち利益率が高いものだけ値引き(別のページで解説):10万円
・中古車の下取り金額を誤魔化して値引きしたと嘘をつく(別のページで解説):40万円
これだと、値引きしていないのとほぼ同じです。
このような「騙し」にあわないためにも、見積もりは「車両本体」「オプション」「下取り」の3つに分けてとりましょう。
1.本体、フロアマット、プラスチックバイザーでの見積もり → これで車両本体の値引きがわかります。
2.上記1にオプションをつけての見積もり → 上記1の値引きに加えて、オプションの10〜20パーセントの値引きが加わるはずです。
3.下取りを入れての総額 → まずは、中古車販売店のHPで今の車の下取り価格を知ります。とはいえ、中古車販売店、買取店よりもディーラーのほうが買い取りの条件が悪いのが一般的です。だから、ディーラーの下取り価格が相場よりも低くても、かならずしも「騙し」ではありません。
この3つを分けることで、「真の値引き金額」がわかるようになります。
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3つの値引きを見るのは最初だけでいい
見積もりは「車両本体」「オプション」「下取り」の3つに分けてとりますが、それは最初のうちです。
そのうち、つぎのように相場がわかってくれば、総額での見積もりをとってもいいでしょう。
・総額で×万円ならば、かなりの値引き
・総額で×万円ならば、値引きはふつう
・総額で×万円ならば、値引きが渋い
相場さえわかれば「定価‐値引き限度額=新車の最安値」から、さらに10〜20万円引いた総額を提示して、「ここまで値引きしてくれれば今日購入する」というような作戦にもでることができるようになります。