車の2台持ちにかかる維持費
2台目に軽自動車を購入するとして、維持費を固定費、変動費に分けてみました。
・固定費:毎月、決まってかかる費用のこと(例:駐車場代)
・変動費:使えば使うほど増加していく費用のこと(例:ガソリン代)
結論から書けば、つぎのようになります。
・固定費:年間7万円〜28万円
・変動費:年間5万円ほど
・総費用:年間12万円〜40万円ほど
※突発的な修理代は除く。
月間1万円から4万円ほどになる計算です(これに突発的な修理代がかかることがあります)。
もし2台目の車の維持費を安く済ませたいのなら、「駐車場代をできるだけ安くすること」「日常使いに限定して走行距離を低くおさえること」の2つが効果的です。
以下より、詳細を書いていきます。
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車の2台持ちにかかる維持費(固定費)
固定費は、誰でも同じ金額かかるものと、人によって金額が異なるものに分けています。
■固定費(誰でも同額かかるもの)
・税金と車検:あわせて年間4万円
※税金とは、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料のこと。
■固定費(人によって差があるもの)
・自動車保険:年間6万円
1台目の自動車保険が11等級以上なら7等級からスタートなので(セカンドカー割引)、もっと安くなります(詳しくは別のページ)。わたしの場合ですが、ソニー損保にてネットで見積もりをとったところ3万円を切っていました。
・駐車場代:年間18万円
一戸建てならこの費用はかかりませんし、安価に駐車場を借りられるところなら、もっと安くなります。
車の2台持ちにかかる維持費(変動費)
日常使いなので「1日あたり10キロ乗る」とすると「年間で3650キロ」になります。
■変動費
・ガソリン代:年間約3万円
日常使いだと燃費が落ちるので15km/lくらいにして計算しました。ガソリンは130円/lにしています。なお、1台目の車をどの程度使うのかにもよるので、あくまで目安です。
・高速料金:0円
高速道路には1台目の車で乗ると仮定しています。もちろんセカンドカーで高速を使えば高速料金がかかります。
■変動費(いつかかるかわからず積み立てておくお金)
・オイル交換代:年間5000円
ふつう、オイルは5000キロくらいで交換くらいですが、年間3650キロと中途半端なのでこの金額にしました。
・タイヤ代:年間1万円
タイヤのグレードもあるので計算しにくいのですが、2年間もったとしての金額です。
突発的な修理代がかかることもある
都内に住んでいたとき、車にほとんど乗らず、機械式の駐車場の地下部分にずっと車を停めていました。
地下で風雨にさらされていなかったものの、車に不具合がでてしまい、10万円近くの修理代が必要になりました。
このように、上記に加えて突発的な修理代がかかることもあります。
車の2台持ちの維持費を安く済ませるには?
以上の内訳をみると、もっとも駐車場代の比率が高く、ついで自動車保険の比率が高いことがわかります。
・駐車場代:年間18万円
・自動車保険:年間6万円
・税金と車検:あわせて年間4万円
・ガソリン代:年間約3万円
・タイヤ代:年間1万円
・オイル交換代:年間5000円
・高速料金:0円
2台持ちで維持費を少なくしたいのなら、まずは、駐車場代を安く済ませることが大切です。
つぎに、ソニー損保のように走行距離で保険料がかわる自動車保険にすることです。このようにすることで、走行距離がおさえられ、ガソリン代、タイヤ代、オイル交換代、高速料金も安価になるというメリットもあります。