出産で車は必要か?

世の中、本当に必要なものは限られています。
だから、身の周りにあるものを「必要なもの」「不必要なもの」に分けると、ほとんどが「不必要なもの」になります。
たとえば「スマホ」。
スマホがなくても生きていけるので、本当は必要ありません。
ただ、「便利」「楽しい」などのため、持っているのではないでしょうか。

ほかにも「駅から徒歩10分以内の家」。
駅から近いところに住んだところで、単に「便利」になるだけです。本当は必要ありません。

車も同じです。

出産したとしても車は必要ではありません。
ただ、車を所有すると便利であったり、楽しかったりするだけです。
具体的にどのくらい便利になったり、どう楽しいのでしょうか。

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出産すると荷物がたくさん!

出産すると荷物がかなり増えます。
母乳でも「オムツ」「おしりふき」「着替え」「母子手帳」は最低限必要ですし、母乳ではない場合は「ミルクのセット」も必要になります。ミルクをつくるための水も持つことになるので、結構、重くなります。

また、オムツはすぐになくなるので、定期的に買いにいく必要がありますが、意外に重くてかさばりますし、おしりふきは重いです。水質にもこだわる場合はミルクの調整用の水も買う必要があって、これはかなり重いです。
近くにドラッグストアがあるか、車がないと、正直しんどいと思います。

車以外の移動手段としての「ベビーカー」「抱っこひも」

子どもが小さいうちは、子どもの移動手段として「ベビーカー」か「抱っこひも」の2つがあります。

ベビーカーは楽ですし、荷物も運べますが、かさばります。
また、電車やバスでのベビーカーの利用は、思うよりもたいへんですし、混雑しているときは、まわりから白い目で見られてしまいます。

抱っこひもは、電車やバスでの移動はそれほど苦になりませんが、肩、背中、腰など、どこかが痛みますし、子どもに加えて荷物を持つとなると、かなり体力が必要です。

また、いずれの場合も、電車やバスで子どもが泣けば、まわりから白い眼で見られてしまいますし、授乳する時間になっても授乳できる場所がありません(大型ショッピングモールだと授乳の場所はあります)。

これが、車なら「移動は楽」「荷物も運べる」「まわりから白い目で見られることもない」「いざとなれば車中で授乳できる」と、いいこと尽くしです。

車を所有してもたいして便利にならないケース

以上のことから、ほとんどの人は車を所有したほうが便利になると思います。
ただし、つぎのような条件があてはまる人の場合、車はさほど必要ではなくなります。

・東京23区のなかでも都心部に住んでいる
・スーパーとドラッグストアが徒歩数分以内にある
・ふだんから、あまり出歩くのが好きではない

東京23区のなかでも都心部は、(道路によりますが)常に渋滞していますし、場所によっては車を出し入れするだけでも大変です。
また、行こうと思っているところに駐車場がなかったり、長時間駐車が空くのを待つことになったりすることもあります。
このような状況なので、スーパーやドラッグストアが近くにあれば、そのうち車に乗らなくなってしまうこともあるでしょう。
ましてや、小旅行にいったり、郊外にいったりするのに興味がないと、ほぼ車は乗らなくなると思います。
このような条件がそろっているのなら、ベビーカーや抱っこひもで十分に対応できると思います。

車を所有すると楽しい!

旅行にいくとき、車を所有していないと移動の手段は「電車・バス」もしくは「レンタカー」になると思います。

まずは、電車・バスで旅行に行く場合から。
「乳幼児〜3歳児」を抱えて電車・バスで移動するのはただでさえ大変なのに、ましてや旅行になると荷物も大量になります。かなり過酷な旅行になるので、わたしはお勧めしません。

ではレンタカーはどうでしょうか。
「乳幼児〜3歳児」くらいの子どもがいれば荷物が大量になるため、行きは「レンタカーを借りる→家に移動する→荷物を積む」になりますし、帰りはすこし早めに帰宅して「家で荷物をおろす→レンタカーを返しにいく」となります。帰り渋滞してしまえば、レンタカーを予定の日に返すのは難しくなることもあります。やはり不便です。

車を所有していれば、こういう悩みは一気に解消されます。
気軽に、どこかに旅行にいくこともできます。

「利便性」「楽しさ」と「費用」の天秤

結局、車を持つと利便性が増して楽しさも倍増します。
無料で所有できればいいのですが、「費用」がかかります。
車の維持費については別のページに書いていますので、維持費などと「利便性」「楽しさ」を天秤にかけて車を所有するかどうかを決めればいいのではないでしょうか。

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